”野球”は魅力溢れるスポーツ
初めまして、平野と申します。
今年6月に大阪で野球の室内練習場『球ログスタジアム』をオープンしました。
オープンからまだ日は浅いですが、未来の野球プレーヤーである小中学生をはじめ、高校生、大学生、他にも草野球やソフトボールを楽しむ、たくさんの野球プレーヤーに来ていただいております。
野球プレーヤーたちが、日々、真摯に練習に取り組む姿を見ていると、未来の野球が楽しみになります。
さて、突然ですが、あなたは「野球の魅力とは何か?」と聞かれたら何と答えますか?
下記は私なりの考えです。
野球の魅力は”多くの活躍のステージがあること”。
野球には、様々なポジションや役割があります。
例えば、ピッチャーというポジションひとつを見ても、150kmを超える速球を投げ込む豪腕投手もいれば、速いボールを投げられなくても、コントロールや緩急で打ち取るピッチャーがいます。
また、走るのが苦手でも、大きな打球を飛ばせば立派なヒーローです。
このように野球には、様々なポジションや役割があり、個人それぞれの長所を生かせるステージがたくさん用意されています。
私は、そんな魅力あるスポーツ”野球”を未来も楽しみたいと願っています。

なぜプロジェクトを立ち上げたのか
野球はプレーする者、そして観る者を魅了するスポーツですが、ここ最近の野球事情は、非常に厳しい状況が続いています。
私が子供の頃とは違い、近隣の公園では、ボール遊びが禁止され、気軽に野球ができる環境がなくなりました。
また、少子化の影響や他のスポーツの台頭もあり、野球人口は年々減少の一途を辿っています。
そして、追い討ちをかけたのが、昨年に拡大した新型コロナウイルスです。
みなさんもご存知の通り、新型コロナは野球の活動にも甚大な影響を及ぼし、高校野球の甲子園など全国的に多くの大会が中止に、練習すらもまともにできない日々が続き、野球界にも大きな影を落としました。
そんな今だからこそ、私自身も長く携わってきた野球に対する想いが強くなり、このコロナ禍や悪天候でも、思う存分、野球の練習に打ち込め、さらには科学的根拠に基づいた練習ができる最新設備を備えた室内練習場「球ログスタジアム」を作ることを決意をしました。
しかし、球ログスタジアム、さらには後に紹介する教え子が立ち上げたグラブメーカーはまだまだ認知度も低く、多くの方にその存在すらも認識されていません。
今回のプロジェクトは、多くの野球人に認知を広め、野球に恩返しすべく、たくさんの野球人で賑わう練習場、またグラブメーカーになることを目指して立ち上げました。
以下、少し長くなりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

プレーヤーとしての第一の野球人生
私は野球好きな父の影響で、子供の頃から毎日のようにテレビでプロ野球を観ていました。
今は取り壊されてしまいましたが、初めてプロ野球を目の当たりにした藤井寺球場の光景は、今でも鮮明に覚えています。
テレビの向こう側だった世界から、プロ野球選手になりたいという夢を持った瞬間でした。
そして、小学4年生から地元のボーイズリーグで野球を始め、中学、高校、大学まで野球を続けました。
現役時代は、人に自慢できるような成績を残すことはできず、幼心に抱いた、憧れのプロ野球選手になることは叶いませんでしたが、大阪を離れ、大学まで野球を続けることができたのは、両親をはじめ、チームメイトや指導者などにも恵まれたからだと思っています。
そうして、野球プレーヤーとしての現役を終え、私の第一の野球人生は幕を閉じました。

転機となった先輩からの連絡
大学卒業後は、大阪に戻り、会社員として働く毎日…、野球とは距離を置いた生活を過ごしました。
しかし、1年ほど経った頃、小中と同じチームだった先輩から、出身チームの練習を見に来てほしいと連絡がありました。
先輩は指導者としてチームに戻り、週末の時間を中学生の指導に充てていました。
私自身、指導者には興味はありませんでしたが、久しぶりに軽い気持ちで覗いてみようと、河川敷にあるグランドに行くことにしました。
懐かしさが漂うグランドに到着すると、そこにあったのは、懸命に練習に励む中学生たちの姿でした。
私が幼心に抱いていたプロ野球選手という夢、高校野球で甲子園に出場したいという目標を持ち、泥だらけで白球を追っている中学生の姿に、いつの間にか引き込まれていました。
気づけば翌週も、そのまた翌週も、毎週、河川敷のグランドに通っていました。
「どうしたら、打てるようになるのか?どうしたら、もっと速いボールが投げられるようになるか?違うポジションを守らせてみてはどうだろうか?」
指導者としての第二の野球人生のスタートでした。
そして、中学生の指導者として約10年、ほとんど休みなく選手たちと過ごした日々は、たくさん悩み、何度も壁にぶつかりながらも充実した時間でした。
毎年、卒団していく教え子たちは、その後も気になるもので、高校野球で活躍する姿を観るために、時間が合えば球場に足を運びました。
特に高校3年の夏を迎える選手には、親心に近いものを抱きながら、スタンドから応援し、負けて最後の夏が終わってしまった時は込み上げてくるものがありました。
それぞれ、今は立派な社会人や大学生となり、中には高校野球の指導者として活躍している教え子や、プロの世界に進み、現役選手として必死に頑張っている教え子もいます。
指導者として野球に携わることで、現役の頃よりも深く野球を考えるようになりました。
そして、指導者を経験して何よりも学んだことは、選手に教えることよりも、選手から教わることの方が、遥かに多かったことです。
指導者という経験を通じて、人としても大きく成長することができました。
中学野球の監督を退任した後、学童野球の指導者も務め、第二の野球人生を指導者として過ごしてきました。

教え子との再会
そして、仕事でも野球界に貢献するべく事業を始めました。
2019年2月には、野球のスコアブックアプリである『球ログ』をリリースしました。
球ログは、個人が野球の試合結果や打率の他、日々の練習を記録できるアプリです。
動画や写真も記録でき、自分の球史をずっと綴れるアプリなので、よろしければ使ってみてください。
野球を始めて30年、野球に携わる間にも時代は移り変わっています。
冒頭にも書いた通り、野球ができる環境や野球人口の減少、大雨、台風といった自然災害、コロナによる活動自粛の影響など、今まで以上に野球の未来を危惧するようになりました。
また、私が小学生の頃は、将来なりたい職業ランキングで常に1位だった「プロ野球選手」はトップから陥落し、ゲームクリエイターなどに置き変わりました。
そうした中、未来の野球にもっと近い距離で貢献できることはないかと考え、至った答えは、野球が大好きな人が、思う存分練習に打ち込み、交流し合える室内練習場をオープンさせることでした。
室内練習場を開くため、様々な人たちと野球の話をしました。
そんな時、一人の教え子に会う機会がありました。
彼の名は、山下駿と言います。
大学を卒業した後、社会人軟式チームで野球を続けていることは知っていました。
しかし、彼の話を聞くと、自分でグローブのブランドを立ち上げ、もっと野球に携わる仕事をしたいという想いを持っていることを話してくれました。
この時、すでに決意は固まっていました。

途切れかけた野球の道
初めまして、山下駿と申します。
私は、小学1年生から野球を始め、今年28歳になります。
現在も週末を中心に草野球チームで、大好きな野球を楽しんでいます。
しかし、ここまで22年間、野球を続けてきましたが、一度だけ、もう野球を辞めようと思った時期がありました。
それは中学生の時にさかのぼります。
中学でボーイズへ入団した時、同じポジションであるピッチャーの同級生に、今まで見たことがない豪速球を投げるピッチャーがいました。
他のチームのピッチャーと比べても群を抜いており、豪速球で相手打線を抑える同級生の姿に、当時、自分はどう頑張っても、絶対に勝てないと思わされました。
そして、入団してから日が経つごとに、格の違いを見せつけられ、自分がどれだけ厳しい練習をしても勝てないのに、しんどい練習を続ける意味がないと考えるようになり、野球に行くのが辛く、週末が近づいてくるのが本当に憂鬱でした。
チームにも馴染んできた頃、元から走るのが苦手だった私は、ピッチャーの走り込みの練習になると、サボる方法ばかりを考え、ある程度の量をこなすと体調が悪いフリをして休むことも多くなりました。
夏頃には、いつ辞めようかと切り出すタイミングを計るようになりました。
そして、今日こそ練習後に、親に辞めることを告げようと思っていた日でした。
いつもの通り、ピッチャーは別メニューで走り込みの練習がありました。
その日も、ある程度の量をこなすと、当時コーチだった平野さんに体調が悪いと言い、少し休もうとしました。
しかし、その日は、私が言葉を口にする前、私と目が合うなり、「あかん。できる。走れ。」と言われました。
すべて見透かされていました。
走り込みが終わった後、一人だけ呼び出されました。
心の中で
「やばい、バレた。怒られる。」
そう思いました。
しかし、その時に言われたのは、
「お前は自分で自分をあきらめてる。でも、やれば可能性はあるんちゃう?俺はそう思う。」
という言葉でした。
この時、豪速球を投げる同級生と自分を比較し、自分ができない言い訳ばかりを探していたことに気づかされました。
そして、この事をきっかけに、いつの間にか野球を辞める選択は消え、野球に取り組む意識が変わりました。
驚くことに、中学3年になる頃には、春、夏とエースナンバーをもらえるまでになりました。
また、高校では、エースナンバーこそもらう事はできませんでしたが、最後の夏は先発ピッチャーとしても投げることができ、甲子園には届かなかったものの、大阪府予選でベスト8まで進むことができました。
さらに大学でもあと一歩、全国大会には及びませんでしたが、充実した野球生活を送ることができました。
野球を辞めようとしていた中学生の時、もし平野さんのあの言葉がなければ、また、タイミングが少しでもズレていたら、ここまで野球を続ける事はできませんでした。

祖父に買ってもらった思い出のグラブ
私にとって、もう一人の大切な存在がいます。
6年前に他界した祖父です。
祖父は、私が通っていた少年野球チームを創設時から作り上げた人でした。
現在の下級生は51期生となり、半世紀続く伝統あるチームです。
祖父は、学校から帰ってくると、毎日のようにキャッチボールに付き合ってくれ、大学まで大切な試合はいつも応援に来てくれました。
そして、そんな祖父の偉大さに気づいたのは、お通夜の時でした。
とても葬儀場には入りきれない多くの方々に参列いただきましたが、その方々は小さな子供から小中学生、高校生、大人、高齢の方まで、あらゆる年代の方々でした。
野球を通じて、広い世代、そして多くの方々とつながっていたことは、祖父がこれまで地域の野球振興に力を入れてきた証でした。
私も将来は野球を通じて、人に貢献し、祖父が喜んでくれるようなことをやりたいと決意したのはその時です。
そして、今年に入り、ようやく野球グラブの事業を立ち上げることができました。
なぜ、私が野球グラブにこだわるのか?その理由は一つです。
私が野球を始める時に、一番はじめに買ってもらった野球道具が野球グラブです。
当時ジャイアンツの高橋由伸選手のモデルを買いに、ワクワクしながら両親と祖父と一緒にスポーツ店に買いに行きました。
その日はうれしさのあまり、家の中でもずっと手につけ、野球の日が来るのが待ち遠しかったのを覚えています。
また、野球を始める時にグラブを買ってもらったのは私だけでなく、他の野球経験者に聞いても、全員がはじめて買った野球道具はグラブだったと答えてくれました。
それほど、グラブは野球の入り口でもあり、何年もの間、大切に使われる道具でもあります。
私は、野球人に永きに渡って大切に使ってもらえるグラブを作りあげたいと思っています。
ブランド名は、私のものという意味を込めて『My’s』(マイズ)と名付けました

野球への恩返し
ここまで長くお付き合いいただきありがとうございます。
これまでに記した通り、私(平野)と山下は、野球の指導者と選手として出会いました。
そして、現在はパートナーとなって野球に恩返しをするべく共に突き進んでいます。
球ログスタジアムは、大阪伊丹空港のすぐ近くにあり、近隣に民家などもないため、騒音を気にすることなく、練習に打ち込むことができます。
バッティングマシン、手投げで最大3ヶ所の打撃練習、同時にティーバッティングも可能で、ピッチャーマウンドからは30mのキャッチボールもできます。
また、ラプソードやBLASTといった、MLBやプロ野球でも導入されている最先端の機器も取り揃えており、回転数や回転軸、スイングの効率など、今までに見えなかったデータを可視化し、技術向上に生かすことができます。
そして、球ログスタジアムは、単なる練習場だけでなく、野球人のコミュニティとしての役割も担いたいと考えており、練習場の手前にある受付事務所の壁面には、野球人の想いを綴れるスペースを用意しています。
また、事務所内にはMy’sのグラブも並んでいるため、直接手に取ってもらう事ができ、山下がグラブについての相談を受けることもできます。
これまで球ログスタジアムに来られた方やMy’sのグラブをオーダーいただいた方からは、お褒めの言葉をいただくことも多くありますが、一方で課題もあります。
それは、まだ、オープンしてから日も浅いこともあり、認知度がまだまだ低いことです。
そのため、今回のクラウドファンディングでは、まずは多くの方に球ログスタジアムとMy’sの存在を知っていただき、My’sグラブのKIMEDAMA限定モデルや球ログスタジアムでの野球教室や利用料割引など、魅力あるリターンをご用意しました。

リターンについて
<頑張る野球少年の応援団>2,500円
球ログスタジアムよりお礼のメールをお送りします。
支援金は少年野球向け野球教室などのイベントに使用させていただきます。
<ミノルマン・バッティング野球教室> 9,800円
大阪桐蔭出身YouTube『ミノルマンチャンネル』の、ミノルマンのグループレッスンを受けていただけます。
バッティングマシン、ティーバッティングなどを完備した球ログスタジアムで開催します。
先着8名まで、主にバッティングについての技術指導となります。
下記の日程、場所にて1日限りの実施です。
日程:9月25日(土)15:00〜17:00
場所:球ログスタジアム
メッセージ欄に「年齢・使用ボール(軟式・硬式)」を入力してください。
<上園啓史・マンツーマンピッチング講座> 16,800円
元阪神タイガース・東北楽天イーグルスで活躍した上園啓史氏のマンツーマンレッスンを受けていただけます。
マウンドを備えているため、実際にピッチングをした上で、アドバイスを行います。
先着5名まで、みっちり1時間30分、完全個別指導となります。
日程:9月よりご希望のスケジュールにて調整
メッセージ欄に「希望日時を第3希望まで」入力してください。
スケジュールの都合上、希望日時以外でお願いさせていただくこともございます。
<20%OFF レーン5時間チケット> 19,800円
球ログスタジアムのレーン5時間のチケットです。
30分単位で利用が可能で、通常料金25,000円より約20%もお得です。
<33%OFF ピッチング・ラプソード計測チケット 12回> 29,800円
MLBやプロ野球でも導入されているラプソードを使って球速の他、投げるボールの回転数や回転軸など、今まで知らなかったデータを可視化することができます。
ピッチングレーンの利用料も込みで、1ヶ月に一度計測する、複数メンバーで共有するなど、自由にお使いいただけます。
通常44,400円が29,800円となります。

<My’s 軟式オーダーグラブ KIMEDAMA限定モデル> 44,800円
KIMEDAMA限定の刻印入りの軟式オーダーグラブです。
KIMEDAMAの刻印入りグラブは、今回のプロジェクトのみで販売となります。
投手用、内野手用(2種類)、外野手用の他、カラー、ウェブ、刺繍などオーダーが可能です。
オーダーは、球ログスタジアムにて直接面談、オンライン希望の方はLINE等での面談となります。
オーダーの詳細は下記をご覧ください。
カラー:3色まで
刺繍:1箇所まで
上記以外の要望につきましては、
今回は受け付けておりませんので、予めご了承下さい。
購入されました順番に日程調整し、随時聞き取りさせていただきます。
時間はお一人様1時間前後を予定しております。
面談までにオーダー可能範囲を確認し、カラーリングやデザインなどをイメージしておいていただけるとスムーズです。
納期につきましては、面談時から45日〜75日程度の予定ですが、仕様や革の色により、前後することがあります。
<My’s 硬式グラブ KIMEDAMA限定モデル> 49,800円
KIMEDAMA限定の刻印入りの硬式グラブです。
投手用、内野手用(2種類)、外野手用になります。
カラーは赤オレンジ・キャメル・ブラックの
3色から選択、内野用はサイズとウェブ2種類から選択可能です。
<My’s 硬式オーダーグラブ KIMEDAMA限定モデル> 59,800円
KIMEDAMA限定の刻印入りの硬式オーダーグラブです。
KIMEDAMAの刻印入りグラブは、今回のプロジェクトのみで販売となります。
投手用、内野手用(2種類)、外野手用の他、カラー、ウェブ、刺繍などオーダーが可能です。
オーダーは、球ログスタジアムにて直接面談、オンライン希望の方はLINE等での面談となります。
オーダーの詳細は下記をご覧ください。
カラー:3色まで
刺繍:1箇所まで
上記以外の要望につきましては、
今回は受け付けておりませんので、予めご了承下さい。
購入されました順番に日程調整し、随時聞き取りさせていただきます。
時間はお一人様1時間前後を予定しております。
面談までにオーダー可能範囲を確認し、カラーリングやデザインなどをイメージしておいていただけるとスムーズです。
納期につきましては、面談時から45日〜75日程度の予定ですが、仕様や革の色により、前後することがあります。
<23%OFF 貸切チケット5時間> 84,800円
球ログスタジアムを貸切5時間のチケットです。
1時間単位で利用が可能で、通常料金110,000円より約23%もお得です。
<27%OFF 貸切チケット10時間> 159,800円
球ログスタジアムの貸切10時間のチケットです。
1時間単位で利用が可能で、通常料金220,000円より約27%もお得です。