アントラーとは
アントラーグラブは、70年以上の歴史を持つグラブです。
あの400勝投手・金田正一さんが400勝を達成した記念に限定で製作した、知る人ぞ知る“SX400グラブ”もアントラーの工場で製作したグラブです。アントラーはグローブの町、奈良県の三宅町に工場を持ち、専属のグラブ職人がひとつひとつ手作りで丁寧に製作しています。以前は大手メーカーのグラブを製作する工場でしたが、生産拠点をアジア諸国に移転したあおりを受け、産業の空洞化によりグラブ工場の危機に陥りました。
アントラーの工場もそのひとつで、職人もグラブ産業からの撤退を考えていました。しかし…
「こんな腕の良い職人から職を奪うわけにはいかない」
そう思った我々は、職人にグラブを作り続けてもらえるよう下請けから脱皮し、独自ブランドのアントラーを表に出した営業展開を図りました。
職人が素晴らしいグラブを作り続けられるように、また職人の夢である「一生グラブを作り続けたい…」という夢を現実にするためにアントラーグラブプロジェクトが誕生しました。
アントラーグラブのこだわり
アントラーは硬式用オーダーグラブ専門メーカーです。
皮はプロ野球選手も愛用する「北米地方の最高級キップレザー」を使用し、軽量でしっとりとした手触りとなっています。また、アントラーグラブはすべて職人の手作りによって製造されています。皮の選択から紐通し、ポケット加工まですべて職人の手によって製作されます。ひとつひとつが職人と設計者の入念な研究と打ち合わせによってできた「作品」であり、職人はじめ、設計者も含めた「心」のこもったグラブです。
芯もすべて職人の手作りによって製造されています。オーダーについてはその特徴を生かすために、芯の厚み、硬さ、角度においてもすべて職人の手によって加工されます。アントラーのグラブを手にした時、手のフィット感や安心感が違うのはこの加工にあります。その他グラブ内部にも様々な工夫が施してあり、まさに職人技を駆使した職人の作品です。
『最高の素材と職人の技』を兼ね備えたグラブメーカーがアントラーです。
本気でやるからこそ“こだわりたい”

皆さまは「グラブをオーダーする」となった時、何かこだわっていますか?
本体や紐のカラー、ウェブを選んで自分の好きな“見た目”のグラブにして終わっていませんか?せっかくなら『自分のプレースタイルに合った、自分の能力を引き上げてくれるグラブ』に出会いたいですよね。自分の捕球のクセを研究して、グラブの指の長さを変えたり、芯の角度や硬さを変えたり…。アントラーはその夢、叶えます。
職人と“1対1”でのやり取り
アントラーはグローブの町・奈良県三宅町に工場を持ち、専属のグラブ職人がいます。
職人がすべて手作りで「1」からグラブを製作しているため、こだわりの要望も叶えることが出来ます。自分の思い描いたグラブを設計者と入念に打ち合わせをし、その『思い』を職人が形にしていきます。

オーダーグラブで出来ること
プレミアム、VIP
納期:1〜2ヶ月程度
〈ポジション〉
制限なし
〈カラー〉
・ブラック
・オレンジ
・ファイヤーオレンジ(濃いオレンジ)
・コルク
・ブラウン
・イエロー
・ライムイエロー
・ベージュ
・レッド※高校野球使用不可
・ブルー※高校野球使用不可
・ネイビー※高校野球使用不可
・ピンク(田上健一プロデュースのみ)※高校野球使用不可
〈ウェブ〉
ホームページに掲載している形から選択
〈ラベル〉
下地と文字色を選択
〈その他〉
・大きさを5mm単位で小さく加工可(大きくすることは不可)
・芯の加工対応可(軟式仕様も可)
・皮の硬さ対応可(軟式仕様も可)
※その他詳細はアントラーホームページhttps://antler.website
もしくは株式会社Dreamdoorアントラー事務局03-5876-9202へお問い合わせください

リターンについて
今回のプロジェクトにおきましては
グラブオーダーの〈フルオーダー券〉を販売しております。
こちらの商品は「グラブをオーダーする権利」を証明するものであり、期限内(約1年程度)であれば時期をずらして使用することも可能です。
数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。
※皮の入荷状況により納品が遅れる場合があります
※職人がすべて手作りで製作しているため、受注の混雑状況によって納品が遅れる場合があります

最後に
現在、グラブ工場が海外へ移転する企業が多い中、日本のグラブ職人は大きな痛手を負っています。アントラーのグラブ職人の夢である「グラブを作り続けていきたい」という目標を達成するためにも、アントラーの良さを広めていきたいと考えております。
今回のプロジェクトで、グラブを“こだわる”面白さを感じてもらいつつ、日本の職人による新たなグラブ開発のための資金としていきたいと思います。また、現在アントラーの職人は高齢で、グラブ産業の苦しさから弟子を取ることが出来ていません。職人の技術を、アントラーを、後世に繋いでいくために弟子の修行のための資金になればと思っております。
最後までご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。